こんにちわ、芸術専門学群2年の三原昂也です。この記事ではつくば市小田について紹介していきます。後編もあるのでぜひ覗いてみてください。
今回私が訪れたのはつくば市小田です。写真に見られるような大きく広がった田んぼ道を抜けて筑波大学からかれこれ40分、つきました小田です。まず小田について感じた印象としてはゆったりしているなという印象です。街を歩いていると庭の手入れをしている人がいたり、縁側で楽しそうにお話をしている人がいたり、かなり充実しているような印象を受けました。筑波大学の周りで感じられる雰囲気とはまた違い、街ゆく人も暖かく迎えてくださいました。
私が小田についてまず向かったのは小田城あとです。写真を見ればわかる通り小田城とわかる建物は何も残っていませんでしたが地形に当時のことがよく表れていました。ここで少し小田城について触れていきたいと思います。小田城は、茨城県つくば市小田にあった城です。江戸時代に築かれ、小田氏の拠点として栄えました。小田城は、戦国時代の1579年に小田直盛によって築かれました。城の構造は、天守閣を中心とした本丸や二の丸、三の丸、曲輪(くるわ)などから成り立っていました。本丸には、主要な建物や居住空間があり、城主の居館として機能していました。また、二の丸や三の丸には、武士や家臣たちの屋敷が建てられていました。
小田城は、周囲を堀や土塁で囲まれており、城壁や櫓(やぐら)などの防御施設も整備されていました。これにより、攻撃からの防御や敵勢力の監視が行われ、城の安全を確保する役割を果たしていました。写真に見られる窪みはかつて水が流れており、敵の侵入を防ぐのに役立っていました。
小田城は、江戸時代には小田氏の居城として栄えましたが、明治時代の廃城令により、城の建物は解体されました。現在、小田城の遺構としては、一部の石垣や堀跡が残っています。また、城址公園として整備され、歴史を感じることができる場所となっています。この周りにはサイクリングロードも走っており、様々な人が実際に小田城跡を訪れていました。
そこから少し住宅街を歩いていると多くの家が歴史の感じられる作りをした家で先ほど話をした小田城に関連するような人が住んでいたのかなと考えられ、かなり興味深かったです。写真には門と塀しかうつっていませんが、実際には立派な邸宅も構えられていて、圧倒されるような存在感を放っていました。写真では伝えきれなかったので実際に訪れてみてみてほしいです。
さてもう少し散策して他の地域に行こうかと考えていた矢先、写真に映っているような提灯を掲げた家がいくつか見られました。この時はこれの正体が何かわかりませんでしたが、後々わかった正体については後編で紹介したいと思います。それではここで前編は終了です。提灯の正体が気になる人、暇な人はぜひ後編もあるのでご覧ください。
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