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執筆者の写真須永

平塚屋鮮魚店

こんにちは。筑波大学芸術専門学群の須永です。

今日は栄にある平塚屋鮮魚店について書こうと思います!


栄は歴史ある町で写真のようにレトロな見た目の商店が点在しています。

今回はそのうちの一つ、平塚屋鮮魚店を訪問しました〜^^

栄の街並みの写真です。

夕暮れ時に尋ねたのですが栄のレトロな街並みと夕暮れがマッチしてとても風情がありました。私は元から茨城に住んでいたわけではなく、大学に入ってからつくばに移り住んだのですが、つくばは本当に夕暮れが綺麗だと思う瞬間が多く歩いているとよく足を止めてしまいます。空気が綺麗で澄んでいるからかもしれません。

訪問に行った日もずっと眺めていられる素敵な夕暮れに出会えました。

平塚屋の店構えです。全面ガラスドアで開放的、オレンジ色の照明が優しく、どこか懐かしさを感じます。

お店に入るとまず目に付くのがショーケース。訪れたのが閉店の1時間半前だったので

品数が少なかったのですが、朝には刺身が並び地域の人が買っていくとのこと。

お店の営業時間は朝7:30-18:00。水曜日はお休みです。

店主は毎日市場に仕入れを行なっているらしく、店主の朝は早いです。

ショーケースの右奥には魚を捌くスペースが!

このスペースは外からでも見ることができ、照明の下慣れた手つきで魚を捌く店主がかっこよかったです。銀色のドアを開けると冷蔵スペースがあり、切った魚はそこで保存されます。平塚屋鮮魚店では店頭販売のみならず、配達も行なっているそうです。

保育所に7箇所、一週間に2回程度、近隣の飲食展にも配達していますが、最も多いのは個人宅だそうです。昔からある歴史ある町だからこその地域の繋がりを感じます。


写真左側のドアは冷蔵室の入り口です。

中は思っていたよりも広く、エレベーターほど。立っている人が十人くらい入りそうなスペースです。右側のドアも同じ冷蔵室につながっていて、ちょっと物を取りたい時はこちらから出し入れするそうです。

昔はこの前の道路の通りは商店街で賑わっていたらしく、鮮魚店の左は薬屋さん、右は理髪店、道路挟んで向かい側は自転車屋、その隣は食堂だったそうです。昔からある栄のお祭りはこの通りは大層賑わったそうです。

平塚鮮魚店は現在三代まで続いているそうですが、現在の代でお店をやめてしまうそうです。私は大きいスーパーマーケットやショッピングモールしか体験したことがないので、昔の個々の店が集まるその町独自の賑わいを感じてみたかったし、これからもどんどんお店が減ってしまうことが寂しく感じました。

栄は大きい町ではないですし、特別な何かがあるわけでないですが、昔から続く歴史ある町です。地域の人の暖かさを感じる栄にあなたも足を運んでみませんか。



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