こんにちは、筑波大学芸術専門学群3 年の護ことみです。
今回は上郷のお肉屋さん「村田精肉店」についてご紹介します。
「村田精肉店」は、地元の人に愛されて40年、昔ながらのお肉屋さんです。
表の看板がその年月を感じさせますね。
さっそく店内に入ると、温かい人柄の店長さんが迎えてくださいました。
私が、大学の授業で取材を…と説明するや否や、唐揚げ食べる?と大きな唐揚げを出してくださいました!なんと、いつもお店で出している唐揚げの3倍もの大きさ。お言葉に甘えて、いただきます…!
一口食べてびっくり!とってもジューシーで、肉汁がじゅわーっと出て止まりません。
お肉は身がぎっしりしていて食べ応えは抜群。
しつこくないさっぱりした油で、パクパク食べてしまいました。
とっても美味しかったです…!
実は、唐揚げは「村田精肉店」で一番の人気商品。
バケツいっぱいに入っているのが唐揚げ用のお肉です。これで1日分。16kgもあるそうです!唐揚げはやっぱりモモ肉が一番美味しい。ムネ肉は淡白で唐揚げには向いてない、と店長さん。
他にも、レバーの唐揚げやゲソの唐揚げがありました。そちらも気になります…
店内のショーウィンドウにはお肉がずらり。ポテトサラダ、マカロニサラダなどのお惣菜もあります。
お惣菜の中で唐揚げの次に人気なのがコロッケ。
衣がさくっと、中からほくほくのじゃがいもが出てきます。
そんな絶品のコロッケに使うじゃがいもにはこだわりがあるんだとか。
以前、いつもと違う産地のじゃがいもを使った際、お客さんに、味付け変えた?と聞かれたそう。産地によってきめや舌触りが異なるため、じゃがいもが違うだけで風味が変わってしまう、と店長さん。産地でそこまで味が違うなんて驚きです。
ショーウィンドウの奥にはお肉を切るスペースが。機械に頼らず包丁でお肉を切っていらっしゃいました。
あの美味しさの秘密は手作業で丁寧に切られたお肉にあるのですね!
「村田精肉店」にお買い物に来るお客さんは地元の方がほとんどだそう。
私たちがお話を伺っている間にも、何組も地元の方がいらっしゃってお肉を買われていました。
そのお客さんは、お肉を買うついでに店長さんとお話していらっしゃいました。
お肉をスーパーで買うことが多い今、こんな素敵な光景はなかなか見られません。町のお肉屋さんならではですね!
残念なことに、最近は村田精肉店さんのような昔ながらのお肉屋さんはめっきり少なくなってしまいました。
実は、私も“お肉屋さん”に来たのは初めて。
ご近所さんとの会話が生まれるあたたかいお肉屋さんが私の地元にもあったらなあ、と思いました。
美味しい唐揚げと、優しい店長さんに会いに「村田精肉店」へ足を運んでみてはいかがでしうか。
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