はじめまして筑波大学理工学群社会工学類の熊谷兼人です。
秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、山々に行ってこうようを楽しむのもいいですよね。しかし大学での授業で秋を楽しむことはできず,そんなときに「紅葉狩りはわざわざ山に行く必要があるのだろうか」とそんな疑問がふと浮かびました。秋を楽しみ切れなかったので最後につくば市谷田部で秋を探してきました。
まず見つけたのは石碑と紅葉のセット。
ついてすぐの谷田部の市民センターの前にありました。無機質な石の素材と,生命力あふれる紅葉の木がいいセットでした。幸先がいいスタートとなりました。
次に見つけたのは見事に紅葉したもみじ。
谷田川沿いにある谷田部運動公園の脇にポツンとたたずんでいました。周りに何もないのがもみじの綺麗さを際立たせていた。
川沿いを歩いていると,からめてはしの横に赤く紅葉したきと黄色い花を咲かせたセイタカアワダチソウがありました。
黄色と赤のコントラストが際立っていて思わず近くに行ってしまいました。水と橋と綺麗に色づいた植栽のバランスがとても自分好みでした。
その先にあるカラオケもできる富士酒場の裏には見事なイチョウがありました。
落ちた葉もまるで黄金のカーペットのようになっていました。整備された道路のイチョウ並木もいいですが整備されず葉が残っているイチョウもいいなと思いました。
谷田川の東には、医王寺薬師寺堂があります。その入り口からの写真です。
その境内にあるもみじとイチョウ,を入り口から見ると黄色と赤のバランスがとてもよかったです。後ろに一本だけあるもみじの赤が映える気がします。そのもみじに近づくと,後ろには池がありました。
池ともみじの2ショットを見ているとなんだか古代にタイムスリップしたような気分になりました。風情があって「いとをかし」。
すぐ近くの愛宕神社にもきれいに紅葉したもみじの木が。
赤い紅葉と古い神社やお寺はの相性はとてもいいですよね。谷田部に限らず多くの紅葉した木々は境内に多い気がします。
もみじは関係がないがですが高台にあるこの神社から見下ろす景色は田園風景を見事に切り取っていて清々しい気分になります。
ここまではどちらかというと谷田部の市街地の外周部でしたが、谷田部の市街地でもきれいな紅葉は見ることができるのでしょうか。
まずは,この一枚。
もみじではありませんが、廃墟となっている家に絡まったツタが紅葉していてなんだか不思議な雰囲気です。くたびれた家と必死に生きている自然との対比がなんとも切なかったですが、なぜか惹かれます。
続いての木はこちら。
個人の邸宅のお庭にありました。小さいもみじの木で周りの緑から一本だけ映えてきている感じがとても可愛らしく見えました。 最後は茨城県立つくば工科高校の校庭に植わっていた植栽です。
植物には詳しくないのでわかりませんが、ベニカナメモチではないかなと思っています。詳しい人はぜひ教えてください。後ろの白い校舎丸く剪定され大小違う4つの個体をより際立たせていました。
これは谷田部で見つけたほんの一握りを紹介しただけです。山奥などに行かなくても思った以上に秋の紅葉を楽しむことができました。是非皆さんも自分の地域または、谷田部で実践してみてください。思いがけない新しい発見がきっとあります。 以上筑波大の熊谷でした。
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