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執筆者の写真佐伯拓海

おいでよ小田小交流プラザ!

こんにちは。芸術専門学群2年の佐伯拓海です。

今回は、小田小交流プラザの記事ということで、小田地域まちづくり振興会会長の鈴木真人さん、事務局長の白石満帆さんにお話を伺いました。



小田小交流プラザとは、廃校となった小田小学校の一部を利用して、ボランティアによって管理運営されている地域の交流拠点です。

小田小出身の鈴木さんを含め、振興会の比較的若い世代を中心として、小田地区のみにとどまらない地域の交流の場として、2020年9月にオープンしました。

高齢化が進む地域への、市内、市外、県外からの人口流入のきっかけとなることを期待されています。

開館日時は金、土、日曜日の10~17時(年末年始を除く)。有料で貸し出ししているレンタルスペースと、無料で開放しているフリースペースからなり、別途有料での貸し切りも行っています。


貸し切り可能な校庭。ちょっとした活動なら貸し切らずとも無料で利用可能。

花火や天体観測など、内部外部を問わない各種団体によるイベントの会場としても多く利用される小田小交流プラザですが、プラザ発の活動も盛んです。

その一つに、「小田っ子クラブ」があります。

小田っ子クラブは、地域の子どもたちを中心として小学生が自ら立ち上げたクラブ活動です。内容としては、子どもたちが発案・企画したことをプラザで実現していくという活動なのですが、これがかなり面白いものになっています。顧問として大人が付きつつも、企画ごとに子どもたちが、「この企画にはリーダーが必要か」、「リーダーはどうやって選ぶか」などにいたるまで自分たちで決め、自分たちで動くんです。顧問の方も、子どもたちから上がってきた案に対して絶対に「無理だ」と言わずに、どうにか可能にする方法を考えるよう心掛けているそうです。

これが学校なんかでは、リーダーの存在は前提になりがちですし、活動に関してもどうしても制約が多くなってしまいます。ここでしかできない体験ができるという意味で、非常に面白い活動だなと感じました。


小田っ子クラブの活動によってきれいになった池。もとは池の底が見えないような状態だったというから驚きだ。

このほかにもいろいろな活動の拠点となっている小田小交流プラザですが、ボランティアによる運営ということで大変な面もあるそうです。現在30人程の方が運営に協力しているそうなのですが、プラザの規模に対する人員はまるで足りないとのこと。人手が足りないと、一人当たりの負担が大きくなり、活動のみに全力を注ぐことが難しくなってくるので、どうにかしたいとおっしゃっていました。ちなみに、現在小田小交流プラザではサポーターを募集しています。得意なことに関してだけでの協力も募集しているそうなので、興味のある方はHPより問い合わせてみてください。



サイクリストの方向けの案内や、休憩所としての利用などもやっているそうで、近くの自転車道、つくば霞ケ浦りんりんロード沿いには上のような看板も設置されています。サイクリングの際は立ち寄ってみるのも面白いでしょう。



さて、まだオープンしておよそ1年と浅いながらも、地域に愛される場としての立ち位置を確立しつつある小田小交流プラザ。皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかかでしょうか。

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