こんにちは、筑波大学理工学群の板橋昂汰です。
今回は鹿島神社に行ってきたので、そのご紹介をしようと思います。
鹿島神社は県道128号土浦大曽根線の東側の鹿島台の付近にあります。自転車で行ってきたのですが、鹿島神社の手前の道は幅が狭く自転車だと目の前まで行けるので徒歩や自転車で行くのがおすすめです。近くにはつくば霞ヶ浦りんりんロードも通っているので、サイクリングのついでに立ち寄ってみるのもいいと思います。
この鹿島神社は天平勝宝(740年頃)から鹿島の森に鎮座する産土神であり、昔から七五三や夏祭り神輿の巡行など御祭礼を執り行ってきたらしいです。とても長い歴史のある神社だということがわかります。
森の中に入っていくような感覚で神社に到着すると、手前の鳥居と奥にもう一つ鳥居があるのが見えます。
手前の鳥居の前に立つと、奥の鳥居の先に小さく社殿が見えます。とても遠く感じます。
社殿に向かって参道を歩いていると、木漏れ日の入る森の中を歩いているといった感じで、静かでもありとても落ち着いた雰囲気が漂っています。
広々とした森の中の参道まっすぐを歩いていくと社殿に着きました。社殿とその周辺はこのようになっています。
社殿の右側を見ると、低い位置に開けた空間があります。降りて道路に出てみると目の前に筑波山と宝筐山がとてもきれいに見えました。これを撮影したのは1月ですが、季節によってはまた違った雰囲気の良い景色が見られるかもしれませんね。
一番手前の鳥居の脇に「大曽根緑地環境保全地域」と書かれた看板があります。この鹿島神社の周辺を歩いていても同じ言葉が書いてある看板がいくつか見られます。この鹿島神社を中心とした樹林地では、境内にはヒノキ、スダジイなどの常緑樹が、周辺にはクヌギ、エノキなどの落葉広葉樹やスギが見られ、林床にも茨城県で分布の少ないカクレミノなどのさまざまな植物や、周辺が水田や湿地に囲まれていることから数多くの動物が生息しているらしいです。環境的にも優れた場所であるようです。
以上鹿島神社でした。
ぜひみなさん足を運んで落ち着いた雰囲気を味わってみてください。
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