こんにちは!芸術専門学群2年の伊藤玲那です。
前回の記事で八龍神社についてのお話しをしましたが、今回はその八龍神社で行われた神社まつりに参加したのでそれについて書こうと思います。
お祭り当日、神社に着くとまず目に飛び込んできたのは大きな目のような的。。。
それは後々お話しするとして、、、
年始の神社まつりということで八龍神社には朝早くから地域の皆さんが集まり、協力しながらお祭りの準備が行われていました。
いろいろな地域で祭事が執り行なわれていますが、人から人へ伝承し続けていくことでやっと祭事が執り行えるんですね。当たり前のように行われていることですが実は当たり前ではなかったりします。実際に訪れてみて、神社の祭事を受け継ぐのはとても大変なことだと痛感しました。
準備が終わり、宮司さんの太鼓とともに神社まつりが始まりました。
お祓いを受け、一人ずつ榊(さかき)をお供えし、お参りしました。
諸説ありますが、この榊という名前の由来は神と人の領域の境を示す木としての境木(さかいき)から転じた言葉という話もあったり。つまり榊は神と人をつなぐ神道において深い関わりのある樹木ということです。いろいろな物の名前の由来など調べてみると面白いですね。
そして冒頭の写真にあった的はこの流鏑馬の儀式のためのものでした。
竹などで作られた手作りの弓と弓矢で的を狙います。
まずはじめに神主さんが矢を放ちました。
見事に命中!お見事でした。
そして最後には皆さんで流鏑馬をしました。
私も実際にやってみましたが思っていたより矢が飛ばず、的に当てることができませんでしたが、とても楽しかったです。
今回、お祭りに参加し、地域の方といろいろなお話をする中で、昔は神社というのは地域の公民館のような役割を担っていたというお話を伺いました。
私自身、神社と聞くと宗教の方が先行してお堅いイメージがあったのですが、戦前から存在し、地域を支えていたものと考えると神社は私たちの生活に密接しているものだと感じます。日本の文化であったりするしきたりを後世に伝えていきながらも、地域のつながり、集いの場としての神社があると知った1日でした。
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